我慢が報われた時代の終わり

僕も含めてみんな子供の頃から、我慢しないといけないって言われてきたよね。遊びたいのを我慢して勉強したり、嫌いな科目を我慢して勉強したり。でも、その我慢が、あとになって報われる、今我慢してやんないと、あとで大変なことになるぞって。

で、我慢して勉強したら、いい学校に行けて、いい会社に就職できて、定年まで我慢したら、一生安定した暮らしができた。1990年くらいまではね。

もともと学校ってのは、サラリーマンを作るための仕組み。どんな仕事を与えられても、何でもそこそここなせる、同じような人間をたくさん作ろうとしてきた。機械の部品みたいに。

でも1990年以降、それを支えてた仕組みが徐々に崩壊していった。銀行や証券会社が潰れたり、家電の会社がたくさんの人をリストラしたり。せっかく我慢して一流企業に入って、一生安泰だったはずなのに。

若いうちは給料が安くても、クビにさえならなきゃだんだん給料が誰でも上がっていってた。でも、もう日本の経済にはそんな体力はない。日本に限んないんだけどね。だから、給料が上がるのを当てにして住宅ローンを組んだ人とかは、大変な目にあってる。今は、30歳台半ばすぎると、普通に仕事してると給料は一生上がらない。クビにならないだけマシ、って感じ。

我慢しても報われない時代になった。

音楽業界だと、昔は業界人がいいと思うものを作らないと、スタートラインにも立てなかった。だから、我慢して業界人好み、一般受けする的なものをやらなきゃ、だった。でも、ご存知の通り、メジャーデビューしたところで、全国のCDショップからの注文の合計が、10枚にも満たないことがザラにある。これだったら、ライヴハウスで手売りしてる方が、ずっとマシ。

1000円のCDメジャーで売ったら、もらえるのは印税だけだから、30円。ライヴハウスで売ったら、ほとんど1000円もらえるのにね。昔はメジャーが宣伝してくれて、売れる枚数が手売りよりはるかに多くなったから良かったけど、今は宣伝しても売れない。宣伝の仕方が時代遅れ。だって、タイアップとかスポットCMとか雑誌の取材とか、昔からあった手法ばかり。

我慢しても報われない時代になった。
我慢して大人に合わせる意味ないよね。

じゃあ、どうすればいいか。

我慢の反対をすればいい。

好きなことだけをする。やりたいことだけをする。

まあ、それで生活していこうとなると、自分で考えないといけないことが多くて大変だけどね。でも、我慢してもいいことがないのは忘れないで。

どうやって好きなことだけで生活するかは、かなり深い問題だから、このブログでずっと取り扱っていきますね。あなたにとっての幸福とは何か、の辺に関わってくるんでね。